所有するバックパックを処分しトレイルバムのビッグタートルを購入した理由で書いた通り、トレイルバムのビッグタートルを購入しました。
日帰りに焦点を当てて購入したものの、テントを背負って泊まれるかがとても気になっていたため、さっそくパッキングしてみます。
ハイカーズデポの記事ではビッグタートルでオーバーナイトで使用していましたが、果たして。
結果は、0℃対応装備のパッキングができました。また自転車のヘルメットも装着できたので、シンプルながら汎用性の高さを見せつけられました。
0℃対応のキャンプ装備をパッキング
0℃対応装備をササッとパッキングしてみました。使いやすさやバランスは意識せず雑に突っ込み、とりあえずどれだけの荷物が収まるか確かめる目的です。
結果はご覧の通り。
マットが外付けとはいえ、13〜19Lのバックパックによく収まったな。
中身は、
・自作化繊キルト(モンベル#3クラスの保温力)
・化繊の薄手ジャケット
・レインウェア上下
・自作のオプションを取り付けたツェルト
・クローズドセルマット
・クッカー
・ファーストエイドキット
・モバイルバッテリー
・アルファ米×2
・水1.8l
ざっとこんな感じ。
着替えやヘッドライトなどの細かい物は入れてませんが、吹き流しやメッシュ部にまだ余裕があるので収まるでしょう。化繊をダウンにしたり、クローズドセルマットをエアマットに変えるとよりスッキリとパッキングできますね。ショルダーハーネスに水を分散すると容量面でも使い勝手の面でもよさげ。
もしメッシュに水を入れるなら、プラティパスなど使うと張り出しが少なくよさそうです。
自転車のヘルメットも取付可能
0℃対応装備に加えて、自転車用ヘルメットを取り付けてみました。
一本締めのストラップをヘルメットの穴に通してからバックルを留めることで、揺れずにしっかりと固定できました。余計な改造がいらないのはスッキリしていいですね。
メイン気室にアクセスしにくくなりますが、頻繁に出し入れするものはメッシュやポーチ類を活用すればいいでしょう。
このようにヘルメットを装着できるのであれば、輪行(自転車を電車に積んで移動すること)でも便利に使えそうです。正面ではなく真上に積むので狭い車内でも邪魔になりにくいはず。またビッグタートルはポケッタブルザック的にコンパクトに持ち運ぶことも可能なので、バイクパッキングや輪行の予備バッグとしても使い道がありそうです。
日帰り装備
ビッグタートルの容量上限を探りましたが、お次は荷物が少ない日帰り装備をパッキング。日帰りでの使用を想定して購入したため、私としてはこっちのほうが大事。
中身は、
・ツェルト
・防寒着
・レインウェア
以上です。実際はもっと荷物が増えますが、キャンプ装備が収まる時点で日帰り装備が収まるのは明白。スカスカでも変に形が崩れないか見たかった。
横から見るとこんな感じ。荷物が底に偏らず、なかなかいいと思います。
OMMのクラシック25の場合、この程度の荷物量では底のほうに溜まり、後ろに引っ張られるような感覚がありました。しかし小さめ+マチの薄いビッグタートルではそんなことはないですね。サイドのコンプレッションコードなどなくともスッキリとパッキングできるのはごちゃごちゃせず気持ちがいい。
さすがにクッカーと食料しか持たないような装備ではスカスカでしょうが、そこまで荷物量が少ないのであればミステリーランチのウエストバッグを使います。
まとめ
日帰りの少ない荷物からかさばる0℃対応装備まで無理せず収まりました。
ただ実際に0℃対応装備を詰めて山に行くかは微妙です。
・あまりパンパンに詰めるとバッグが丸みを帯び背中のフィット感が悪くなったこと
・吹き流しに詰めすぎると自転車に乗ったときヘルメットとバックパックが干渉すること
・キツキツすぎるとパッキングがめんどくさくなること
・ウエストベルトがなく装備が重いと辛くなりやすいこと
こんな理由から0°装備を詰めて積極的に持ち出すかはわかりません。ポーチ併用や改造で上記の不満を解消できれば、ビッグタートルを冬の泊まりでも積極的に持ち出す可能性はあります。
寝袋もマットも小さくなる夏の泊まりならイケそうです。真冬でも自転車キャンプであれば、車載を併用するので余裕をもったパッキングができるでしょう。
とりあえずビッグタートル以外にバックパックを持っていないので、この亀でやれるところまでやってみます。なかなか外出する時間を取れませんが、早く使いたい。
Baseweight Under 2kg Overnight Hiking Report ハイカーズデポ