ミステリーランチのウエストバッグ「ヒップモンキー」を自転車用に購入した理由

ミステリーランチのヒップモンキーを腰に巻いている 運搬
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ミステリーランチの大容量ウエストバッグ、ヒップモンキーを購入しました。主に自転車やアウトドアで使います。

ミステリーランチはミリタリーやアウトドア系のブランドで、町中でもたまに見かけます。なかでもヒップモンキーはど定番のウエストバッグです。製造国と価格が違うヒップモンキー2もあります。

日帰りサイクリングにちょうどいいバッグを持っていなかったことが購入のきっかけです。ヒップモンキーは「サイクリング+デイキャンプ」程度の荷物を収納できます。さらに自転車に積載してもよし、人間が身につけてもよしと、汎用性が高いことがお気に入りのポイントです。

何よりの決め手は自作積載装置のグッドラックとの相性のよさ。

頼れるBuddy ヒップモンキーに新色登場!【MYSTERY RANCH TOKYO】 | A&F Country Shop Blog
こんにちは。MYSTERY RANCH TOKYO 内山です。 デイナが娘のアリスにヒップサックを作って送ったことがきっかけで設立されたといわれるミステリーランチ。これまで数々の革新的なバックパックを生み出してきたミステリーランチ
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日帰りサイクリングの荷物運びに迷う

耳あてを付けて自転車に乗っている

荷物が増えるキャンプをするならバックパックを背負いますが、日帰りサイクリング程度なら荷物はできるだけ自転車に預けたいです。バックパックは汗をかくし日帰りには大げさな気がするのです。

想定している荷物はスマホや財布、補給食のラムネ、おにぎりやカップ麺などのまとまった食事、屋外で調理をするためのクッカーセット、レインウェア、防寒着、輪行袋やパンク修理キット等です。「サイクリング+ちょいデイキャンプ」程度のイメージかな。

自転車に積載すると言えばキャリアですが、性格上キャリアの類は破損が気になるので使いたくありません。滅多なことでは壊れないんでしょうが、「ダートの振動で破損するかも。キャリアなんて現地で修理できないから後がめんどくさいな」と考えてしまうのです。

フレームバッグの類は状況に応じて「自転車に預ける↔体に身につける」というモードチェンジができないのが嫌です。自転車を担いで山道を超える場合はフレームの前三角は空けておきたい空間かつ車体は軽くしたいので、自転車にあれこれ付けたくありません。山へ行くために自転車に乗ると言っても過言ではない私にとってフレームバッグ系は専門性が高く汎用性が低いんですよね。

サイクリングに合わせてたくさんのバッグを揃えて使い分けるのも嫌です。またフレームサイズが小さいため三角もサドル下も大した容量は確保できないし、そもそも自転車のあちこちに荷物を分散するのもめんどくさい。

担ぎや輪行、その他の状況で体に身につけることを考えると、自転車積載前提の専用バッグではなく、従来の一般的な形状のバッグを積載する方向で考えたい。加えて上述の荷物量は1つのバッグに収めることが理想です。

サコッシュは合わない

自転車に積載されたサコッシュ

日帰りの荷物運搬に答えが出ない間、自作した積載装置「グッドラック」にアライテントのサコッシュを積んでいました。部屋に転がっていたサコッシュを活用しただけですが、これなら積載と着用のモードチェンジが可能です。

しかし以下の問題でサコッシュは自分には合いませんでした。

・バッグの形状が積載時に中身にアクセスしにくい
・身につけると邪魔
・肩がこる
・容量が少ない上にボトル外付けするなどの拡張性が低い

昔から肩掛けバッグは肩が疲れやすく苦手です。荷物が少なくてもやたら負担になるんですよ。だからそもそもサコッシュは合ってません。

条件を満たすのはウエストバッグか

以上を踏まえて条件を挙げるとこんな感じ。

・積載と着用のモードチェンジができる
・積載したまま未舗装路を走れる
・身につけても邪魔にならず負担が少ない
・荷物の出し入れがしやすい
・出番が多いからタフなバッグ
・街乗りでも違和感がない
・サコッシュ、バックパックはNG
・自転車+デイキャンプ程度の容量
・ウェアやボトルを外付けできるような拡張性

となると、選択肢は大容量ウエストバッグかなと。問題はどうやって積載するかです。

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ミステリーランチ ヒップモンキー2とSURLY モロコバー

SURLYのモロコバーにミステリーランチのヒップモンキーを積載している

ところで、過去にSURLYのモロコバーを使っていました。握れる場所が多いこと、そしてハンドル上に荷物を積載できることが特徴です。モロコバー専用のバッグがあるぐらい。

そしてモロコバーヒップモンキー2(ウエストバッグ)の相性がなかなよかったのです。

・ストラップを別途用意しなくてもバッグ本体のウエストベルトで積載できる
・邪魔になりにくいサイズ感
・積載状態でも中身へアクセスしやすい
・ウエストバッグにしては大容量(8L)
・街でも浮かない
・積載時にバッグ背面のクッションで衝撃吸収
・圧縮機能で荷物が暴れにくい
・状況に合わせて積載するか身につけるか選べる
・肩掛け、腰巻きを選べる

ヒップモンキー2は条件に合致しています。

そりゃヒップモンキー2の使用経験があったからこその条件だったので当たり前なんですけどね。というか、あれこれ物を探すよりヒップモンキー2をもう一度使いたい。

また積載時以外でもなかなか使えるバッグだというのも知っています。ヒップモンキー2に2リットルの水を入れて10時間ほどサイクリングをしたときのことです。やや後ろに引っ張られる感覚があるものの、致命的な鬱陶しさを感じず。水はかなり余っていたので道中で捨てる選択肢もありましたが、その必要はまったくありませんでした。

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改めてヒップモンキーを入手した理由

MTB

モロコバー×ヒップモンキー2の使用感を再現したければ、同じものを買い直せば済む話です。ただそうは問屋が卸しません。

モロコバーには「重い」という欠点があります。それがネックで購入に踏み切れません。

モロコバーを買わないということはヒップモンキー2も買わないということです。モロコバーに積載してこそのヒップモンキー2だ。

しかしひらめきました。俺にはモロコバーに代わるアレがある。

自作の積載装置「グッドラック」の存在が決め手

自転車に積載されたサコッシュ

自転車用のマップホルダーとして作った「グッドラック」。今ではステム上、ハンドル上の積載装置として活躍しています。

重量は約30gと軽量。加えて、積載物はステムとハンドルで支えているからか、キャリアのように破損の不安を感じたことがありません。

ふと思いました。これってモロコバーの使い方と同じだ、と。

つまりグッドラックがあればヒップモンキーをハンドル周りに積載できるぞ、と。しかも超軽量だ。

これが決め手でヒップモンキーを再度購入しました。ちょうど中古でお手頃なヒップモンキーを見つけたのでラッキーです。

ちなみにヒップモンキーとヒップモンキー2は別の製品です。主な違いは製造国と価格で、ヒップモンキーはUSA製で高価。細かい違いは現物を触ってもわからなかったので、ヒップモンキー2でいいと思います。

ミステリーランチのヒップモンキーを未舗装路サイクリングで使った感想
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