フジ フェザーは中古で購入しました。購入先から自宅まで距離があったため、帰りは輪行です。
そのため予め携帯しやすい15mmスパナを購入しておきました。
フェザーはクイックリリースやスルーアクスルとは違い、ホイールがナットで固定されています。ホイールを外すには15mmのスパナが必要なのです。
納車の輪行のためだけでなく、今後のサイクリングでも積極的に持ち出します。
トネのスパナにした理由
ほしいスパナはとにかく軽量でコンパクトなもの。
シングルスピードの自転車で軽くしたのに、工具で100g以上も増量するのはモヤモヤとするからです。
そこでAmazonをダラダラと探して見つけたのがトネのスパナ。
私が探した中では100g近い物が多かったんですが、トネのスパナのみ40gで断トツで軽量でした。しかもお安く、日本製。
トネは1938年創業と長い歴史があり、どことなく安心感があります。
軽い分、短かったり薄かったりで、工具としての使い勝手が不安でしたが、今のところは問題ありません。納車した日も前後輪外して輪行できました。
大きさ
全長135mm
厚み3mm
シュワルベのタイヤレバーと並べるとこんな感じ。
重量
重量40g
かなり軽いんじゃないかな?これなら負担にならない。
使い心地
ペダルを外すのは厳しいですが、ハブナットならば対応可能でした。
軽量コンパクトさがほしいので、しばらくはトネのスパナを使い続けます。
ハブナット
納車して帰宅する際の輪行で初めて使いました。慣れない作業で少し苦戦しましたが、不安なく外せました。
ハブナットのトルクが緩かっただけでは?と考え、改めてペダルレンチで締め直したあとに再挑戦。問題なく外すことができました。
またトネのスパナで締め付けたあとに雨天の未舗装路を走っても緩むことはなかったので、締め付けトルクも問題なさそう。ハブナットはトネのスパナでも対応可能だと思います。
ただ力を込めるときに尖った部分がちょうど手のひらに食い込み、少し痛いのは事実です。グローブ等を噛まして対応しました。
ペダル
この記事を書くにあたって試しにペダル外しに挑戦しましたが、うまくいきませんでした。
短くて力が入れにくく、それでも力まかせにすると折れそうな不安があります。
「固着してるのかな?」と思い、試しにペダルレンチを使ってみると大して苦労することなく外せました。グリスは切れていましたが、固着やサビはありませんでした。
トネのスパナでペダルを外せないことはないと思います。Amazonレビューで「ペダルを外せる」と書いている人もいます。しかしペダルを外すとわかっている状況ならば、わざわざトネのスパナは使いたくありません。不安なので。
しかし、それでいい。
これまでMTBで山道を走行してもペダルが緩んだことは一度もありませんでした。輪行ではペダルをつけっぱなしです。
つまり現地でペダルを外すことはない。あるとすれば緩んだペダルの増し締めです。それならば剛性が不安なトネのスパナでも使えます。
この場合、保険的な意味合いが強くなるため、むしろ軽量コンパクトというメリットが活きてきます。
もし私がどうしてもこのスパナでペダルを外したいもなったならば、予め少し緩めにペダルを付けておくでしょう。もちろん安全に配慮して。
何はともあれ、40gと軽くて持ち運びやすく、ホイールの着脱とペダルの増し締めができるトネのスパナが気に入りました。