ミステリーランチのヒップモンキーを未舗装路サイクリングで使った感想

ミステリーランチのヒップモンキー 運搬
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前回はミステリーランチのヒップモンキーの購入理由を書きました。

まだ使い込めてはいませんが、舗装路、未舗装路、山道の担ぎ上げ、街乗りなど想定している環境で一通り使いました。

課題はあるものの、おおむね満足しています。

容量、拡張性、積載↔着用のモードチェンジ、アクセスのしやすさなど「そうだよ、これだよ」とモロコバーと組み合わせていたときを思い出しました。

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ディテール

ミステリーランチのヒップモンキー

ミステリーランチのヒップモンキー

大小2つのスペースがあり、背面はクッション性のあるメッシュです。ウエストベルトやバックルは太め。

一般的なウエストバッグと違って圧縮ベルトがついています。ロゴの両斜め下のベルトです。

手提げ用の持ち手や各ベルト、ベルト先端のループなど、バンジーコードを通せる箇所がいくつもあるので、うまく使えば荷物の外付けが捗りますね。

ミステリーランチのヒップモンキー

ミステリーランチのヒップモンキー

大きなスペースは止水のダブルファスナーになっていて、両サイドにつまみのおかげで開閉しやすくなっています。

中古ということもあり、止水ファスナーは劣化が始まっています。止水ファスナーは固くて好きではないので、もっと劣化してほしい。

中には薄いポケットが1つあります。

ミステリーランチのヒップモンキー

小さなスペースはフラップ付きのシンプルなファスナーです。中にはキークリップがあります。薄いスペースなのでスマホや財布などに向いています。

ミステリーランチのヒップモンキーの重さ

重さは398.2g

容量は8L

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日帰り装備をパッキング

デイキャンプの装備

ミステリーランチのヒップモンキーとデイキャンプの装備

ミステリーランチのヒップモンキー

・工具類
・携帯ポンプ
・ファーストエイドキット
・輪行袋
・クッカー類
・カレーメシ

「サイクリング+デイキャンプ」を想定した装備をパッキングできました。

輪行袋は圧縮できるので見た目よりは余裕がありますが、詰め込みすぎると出し入れがめんどうになります。ここにスマホや財布、補給食を加えたぐらいが現実的な容量だと思います。

荷物が多いならヒップモンキーのみに収納することにこだわらず、分散して積載します。ヒップモンキーは腰に巻いて、ほかはグッドラックに積載してもいいかな。

防寒着やレインウェアは外付けできるように手を加える予定です。

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ヒップモンキーをグッドラックに積載する

シングルスピードMTBと木材

ミステリーランチのヒップモンキーと自転車

現状、グッドラックへの積載はこのようになっています。

ステム下に通したウエストベルトとバンジーコード1本で固定し、中身が暴れないように圧縮ベルトを絞っています。ハンドル上に積載しているため視認性が高く、真上に向いたファスナーは中身が落ちにくくてグッド。

ただあまり荷物量が多かったり、圧縮ベルトをギチギチに締め込んでいる場合は取り出しにくくなります。道の荒れ具合によって圧縮ベルトの締め具合を調整すると、荷物の安定度と取り出しやすさのバランスを取れそうです。

ウエストベルト+バンジーコード1本で固定

倒木

ウエストベルトのみでは固定が甘く、舗装路でも少し不安になります。ウエストベルトは固定というより、落下しないための命綱のような役割ですね。固定力は甘いが、落下は防ぐようなイメージ。モロコバーならウエストベルトのみでも固定力があったので少し残念。

一方でバンジーコード2本なら固定力を強化できますが、ファスナーと干渉しやすく荷物の出し入れに影響します。またバンジーコード2本で固定しても、細い倒木を乗り越えるときにヒップモンキーが落下しそうになりました(ウエストベルトが命綱になり落下せず)。未舗装路を普通に走る分には充分な固定力があります。

バンジーコード1本でもそれなりに固定力があり、それでいてファスナーに干渉しづらく比較的中身へのアクセスはしやすいです。荷物の固定とアクセスを考えたときに、ウエストベルトとバンジーコード1本がいい塩梅だと思います。舗装路では1本、未舗装路では2本という使い分けもよさそう。ただベストではないので、固定方法は課題が残りますね。

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悪路では積載を諦めるのもアリ

ミステリーランチのヒップモンキーを腰に巻いている

悪路では積載を諦めるのもひとつの手です。

倒木のような障害物が多くある林道では積載をやめて、人間側に預けて突破しました。ハンドルが軽くなる、車体が軽くなり担ぎやすくなる、積載の不安がなくなるなどの利点があります。モードチェンジが活きた形です。

ただヒップモンキーを腰に巻いてトップチューブ上にまたがると、バッグとサドルが干渉します。林道程度なら大きな問題にはなりませんが、ワンミスで谷底に落ちるような道だと怖いですね。そんな道は腰巻きではなく、肩に斜めがけがよさそう(帰宅後に思いついた)。

山道の担ぎ上げ

シングルスピードMTB

山道を担ぎ上げるは場合は車体を軽くしたいので、積載は山までの舗装路アプローチに絞り、山の入り口から腰に装着していました。

ヒップモンキーは担ぎ上げに対応できるように「積載と着用のモードチェンジができるか」を重要視して買いましたが、登山要素が強くなるならバックパックを使うつもりでいます。日帰りだからといってなんでもかんでもウエストバッグで済まそうとは思いません。今回は試験的にやってみました。

さて、数時間ヒップモンキーを腰に巻いたまま自転車を担いだり乗ったりを繰り返しましたが、大きな問題はなく上々です。

強いて言うならもう少しフィット感がほしい。重量が増えると後ろに引っ張られる感じがあったので、これを解消したい。改善のアイデアは頭にあるので、今度試してみます。パッキングも工夫しつつ。

あとは外付け、拡張性。担ぎ上げではウエストベルトにミレーのボトルホルダーを装着していました。

広い道での使用感は悪く有りませんでしたが、ボトルホルダーが体の横にはみ出るので、木々の間をすり抜けるときに引っかかってかなりストレス。道との相性や外付けの方法はよく考える必要がありそうです。

とはいえ、おおむね満足しています。ヒップモンキーで日帰り荷物問題は解決しそうなので、今後はより使いやすくなるように改造を重ねましょう。

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