ハイキングやサイクリングのためにモンベルのステンレスメッシュキャップを手にいれました。
以前はサロモンのキャップを被っていましたが、ツバが長くて柔らかいため、下り坂の自転車で強風にさらされるとツバが垂れ下がり視界が遮られ危険でした。購入当初はあまり気になりませんでしたが、使っているうちに嫌になり買い換えることに。
気温が下がり始めたこともあり、一時期は家にあったロスコのニット帽を使ってたんですが、ツバがないとメガネに雨がついたり目が乾いたり不満があったのでやっぱりキャップがいい。
新しいキャップに求めた条件は、
・メッシュで涼しい(冬でも暑くなるから、ウェアのように頭も重ね着で対応する作戦)
・明るい色(蜂が怖いので黒系は避けることに)
・インナーヘルメットを被れるようにサイズ調整機能付き
・強風でもツバが垂れず視界を遮らない
こんな感じ。見た目はどうでもよくなってきました。山でヒーヒーいってるときにファッションなんて役に立たないのは身に染みたので、機能優先で道具を選ぶようにしています。
価格は安いほうがうれしいので、まずモンベルのサイトをのぞきました。するとステンレスメッシュキャップを発見。条件を満たしてそうな上に普通のメッシュキャップより涼しそうだったため購入候補になりました。
ツバの固さが不明だったため店頭に行くと、冬のせいか在庫なしで現物確認できず。通販では在庫があったんですが、現物がどんなもんかわからないのに新品を買うのは不安だったため(サロモンで失敗してるから)、安く出てたフリマアプリで購入。
いざ実物を触るとツバが柔らかくて、サロモンのキャップと同じように自転車では使いにくそうでした。画像で見た感じはツバが固そうだったので大丈夫かなと思ったんですがダメでした。
このままゴミにするのはもったいないし悔しいので、最近買ったミシンでツバを短く改造することに。風の抵抗が減ってツバが垂れなくなるかもしれないし、垂れてきても短いから視界を遮らないかもしれない。
・ツバを切る
・切断面の処理
主な工程はこれだけだったので難しくありませんでした。
ツバの長さはサイクルキャップを参考に5.5cm
ツバをハサミで切るんですが、長さを決めなきゃなりません。
短すぎるとキャップとして機能しなくなるので、市販のサイクルキャップを参考に5.5cmにしました。
ツバが薄いのでふつうにハサミで切れました。
バイアステープで切断面を処理
切り取ったツバの縁のテープを剥ぎ取り、本体に縫い付けました。
糸の色も違うし縫い目もガタガタですが、遠くから見たら違和感ないです。
使ってみたらいい感じ
実際に自転車と山で使ってみました。使い勝手はかなりよかったです。
まず改造の狙い通り、下り坂でもツバが垂れ下がることはなく視界良好。ループを使って顎紐を取り付けているので、脱げる心配もありません。
顎紐は張り綱を使いました。テントの張り綱が切れるなどのアクシデントに活用できると考えたからです。顎紐兼エマージェンシー用のロープという感じで。
そしてツバが柔らかいおかげで、自転車を担ぎやすくなりました。三角に頭を入れて担ぐときに、ツバが柔らかいおかげでキャップが邪魔になりにくい。ツバが固いとフレームに当たって脱げたりズレたり鬱陶しいはず。ここでも顎紐が一役買ってます。
とまあ、こんな感じで使いやすいキャップになりました。使い込んだら不満も出るかもしれませんが、とりあえずはOK。
