ツェルトの浸水対策に輪行袋を改造してバスタブ化&テスト

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ツェルトに敷かれたバスタブと寝袋

雨のツェルト泊を経験して、内部にバスタブ型の防水シートを敷くことに決めました。フロアに溜まった水で寝袋をはじめとした装備を濡らさないためです。

壁面をつたって水たまり・・・フロアレス化で対策できるが、同時に虫問題が発生するためバスタブで対策したい。寝袋は化繊+高い撥水性で無傷だった。つまりシュラフカバーほどはいらなそうだから、より軽いバスタブで解決する方向で考えよう。カバー内の結露で濡れることもない。

雨のツェルト泊テスト

専用のバスタブを自作してもいいですが、軽量化のために輪行袋をバスタブ型に変形できるよう改造することにしました。私のアウトドアは自転車とセットなことがほとんどで輪行袋はよく携行する上に、その輪行袋は防水素材です。

よって輪行袋のバスタブ化は理にかなっています。

結果、手応えあり。

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改造する輪行袋

自作の輪行袋とホイールバッグ

SOLのエマージェンシーブランケットで自作した輪行袋&ホイールバッグを使っています。

以前使っていた輪行ビビィとは別物です。ゆったりサイズに加えて、大嫌いなホイールをフレームに固定する作業を無くすためにホイールバッグを追加しています。重量増にはなりましたが、輪行の作業性はアップ。輪行袋が100g、ホイールバッグが70gで合計170g。

輪行ビビィのように、ほかの道具を兼ねるような仕組みは備えていません。一応、ポンチョにできるように頭と腕を通す箇所はありますが、使うことはないだろうという感じです。輪行袋にあれこれ機能を持たせるよりも徹底的に軽量にただの輪行袋として作って、活用するにしてもただの敷物にしたほうがトータルでメリットが大きいと考え直したからです。

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サイズが難しい

輪行袋のバスタブ化は「サイズ」でつまずきました。

あれこれと手を加えて構造が複雑になったり重くなったりすることは避けたいです。しかし輪行袋を1枚の生地として展開できるようにしないと全身収まるサイズになりません。ただそれでは構造が複雑になって鬱陶しいです。

サイズ問題を解消するために輪行ビビィのように頭がはみ出る前提で考える手もあります。しかし雨のツェルト泊テストの結果では首元から水が入ってくる可能性があったので、できれば頭からつま先までバスタブ内に収めて四辺をしっかりと立たせたい。

輪行袋とホイールバッグを繋げるとサイズは解決します。しかしただ並べただけでは浸水するでしょうから、連結方法を工夫しないといけない。重ねるだけでは寝ている間にずれる可能性もあります。

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完成品

バスタブと寝袋

その上で考えたのがこれ。加えた改造はスナップボタンを四箇所追加するのみと最小限に留めることができました。

ツェルト内に敷かれたバスタブ化された輪行袋

悩みの種だったサイズ問題は輪行袋をホイールバッグに突っ込むことで解決しました。サイズを確保しつつ、ただ重ねるより連結部から浸水しにくいはずです。また輪行袋の突っ込み具合で長さ調整が可能。寝袋のサイズにぴったり合わせれば、上から降る結露の雨も溜め込みにくくなります。

ホイールバッグの紐

長辺の壁をどうやってしっかり立たせるかが課題でしたが、ホイールバッグの口紐で長辺の壁を立たせることができました。ちょっと固定が甘いですが、改造なしでできたのはナイス。

バスタブの角

肝心の四隅はスナップボタンで立たせました。輪行袋に二箇所、ホイールバッグに二箇所、合計四箇所です。

輪行袋のスナップボタン

スナップボタンは一巻きしてから留めることで、よりしっかりと壁を築くことができます。

あくまで想定なので、うまくいくかは試してみないとわからない。

ビビィ化ではなくバスタブ化

SOLのエマージェンシーブラケットで自作したビビィと化繊キルトとダウンシュラフ

さて、輪行袋で浸水対策するにあたり、輪行ビビィの仕組みの採用も考えました。しかしビビィ化はやはりオイル汚れが気になるため、輪行袋の活用は「着る/入る」よりも「敷く」が妥当だなということで、ビビィではなくバスタブを採用しました。

輪行袋の穴

またエマージェンシーブランケットは耐久性が高いとは言えず、ちらほら小穴が開きます。輪行ビビィ型だと内外を隔てる生地が一枚しかありません。これでは浸水を防げないどころか、逆に防水素材が仇となり水を溜め込んでしまう可能性がありました。しかし上述のバスタブ型なら二重の生地で耐久性の低さを補えるかもしれません。

さらに透湿性がない輪行ビビィの内部結露でかえって装備を濡らす可能性もあり、ビビィ型ではなくバスタブ型を採用に至りました。

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雨のツェルト泊でテスト

雨のツェルト内

さっそく雨のツェルト泊でテストしました。夕方〜翌昼まで雨に降られ続けるという前回より過酷な状況です。使用したのはファイントラックのツエルト2ロング

結果は上々。寝袋が濡れることもなければ、バスタブ内の浸水も見当たりませんでした。

ツェルト内に敷かれたバスタブ化された輪行袋

まず、狭いツェルト内でのバスタブのセットアップがスムーズに行えました。セットアップがめんどうだと使わなくなるので、これはいい収穫です。

ツェルト内にできた水たまり

ツェルト内にできた水たまり

雨に降られ続けた翌朝のツェルト内には水たまりができていましたが、バスタブの壁がばっちり防いでくれました。壁のないただのシートを敷いただけでは防ぎきれなかったはずです。

ツェルトに敷かれたバスタブと寝袋

寝起き直後、目視しにくい足側も問題なし。

ホイールバッグの口紐は外れていましたが、エマージェンシーブランケットの張りのある素材のおかげで長辺の壁も決壊することなく水を防いでいました。要改善ですが、ひとまずOK。

ただ体の真下辺りの濡れは少なかったため、輪行袋とホイールバッグの連結部のテストとしては甘めでした。ツェルトの周囲をぐるっと水たまりができていた感じで、テストとしてはフロア全体がビショビショになってくれたほうがありがたかった。

ま、15時間ほど雨に振られ続けてもバスタブ内は浸水しなかったので、テストとしては合格ですね。上から降り注ぐ結露の雨はバスタブ化と合わせてテストしたツェルトのダブルウォール化で解決できました。

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