SURLY STEAMROLLERを選んだ理由とカスタム方針

木に立てかけられたSURLY スチームローラー SURLY STEAMROLLER
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SURLYのスチームローラーを納車しました。

「マディフォックス(MTB系)とフェザー(ロード系)の2台持ちがめんどうで必要性もない」という理由から、2台を手放して1台に集約することを考えていました。

MTBほどの頑丈さは不要で重いだけ。ロードではタイヤの太さが物足りない。フェザーのタイヤを650B化してダート性能を高める手もありましたが、ちょうどホリゾンタルフレームに強烈に惹かれまして、せっかくなので乗り換えることにしました。

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条件

地面に置かれたフジフェザー

新しい自転車に求める条件は以下のとおり。

1.シングルスピード前提(変速はいらない)
2.舗装路、未舗装路、担ぎなどマルチに対応(ATBやパスハンターをイメージ)
3.ホリゾンタルフレーム(好奇心と担ぎやすさ)
4.雑に扱える(気を使う自転車はしんどい)

1.シングルスピードが自分の性格にフィットしていることがわかったため、引き続き採用。

2.好きなフィールドは未舗装路や山道です。必然的にそこへ行くための舗装路走行や、乗って通れない区間を突破するために担ぎが発生します。つまりマルチに対応できる自転車にしたい。

3.ランドナーを見ててやたらとホリゾンタルに乗りたくなりました。身長的に足つき性が不安ではあるものの、前三角スペースが大きくなると積載性や前三角に頭を通す担ぎ方が向上するため見た目の好みだけでなく実用面の向上が期待できる。前三角に肩を通す担ぎ方ではタイヤと地面のクリアランスが狭くなるが、担ぎクッションの厚み調整で対応可能と判断。

4.深刻な破損が不安でしんどいため、いくら軽くてもカーボンフレームは無し。高価な自転車も気を使うので嫌だ。シングルスピードはパーツが少なく軽くできるから、フレームは多少重くともクロモリでいい。

キャンプを伴うツーリングを想定していますが、ダボ穴は不要です。ダボ穴が一切ないフェザーでも対応できた実績があるからです。

あと細かいことを言うと、トップチューブ下にケーブル受けが付いてるのは避けたい。担ぐときにその突起が肩に食い込むから。

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候補

自転車とツェルト

1.OLD MTB
2.ランドナー
3.フェザー(43→49サイズへ)

1.エンド形状的にチェーンテンショナーが必要になるケースが多そう。また自転車の知識が浅いため古い規格に対応するのがめんどくさそう。加えて重量面が厳しく、26インチというのも舗装路アプローチでどうなのか。

2.エンド形状的にチェーンテンショナーが必要になる。シングルスピード運用前提のため、できれば生粋のシングルスピードがいい。

3.もう少し太いタイヤを履けるフレームがいい。

ということで、どれも決め手に欠けます。

やっぱスチームローラーだわ

SURLYのスチームローラーのロゴ

SURLYのスチームローラーの存在は頭にありましたが、無意識のうちに避けていました。というのも、ショップのブログだと高価なパーツを使ってたりして、「SURLY=お金がかかる」と思い込んでいたからです。自転車に10万、20万をポンポン出せる金銭感覚は未だに持ち合わせていません。

しかし改めてスチームローラーを候補として考えてみると、用途は合うし、フレームセットだけならなんとか手が出そうだ。マディフォックスとフェザーの売却価格で資金は捻出できる。さらにスチームローラーならフェザーのパーツをほぼ流用できるため、ひとまず組むだけなら最低限の出費で済む。下手にOLD MTBに手を出すより、トータルでは安上がり。

スチームローラーを買うなら最小の49サイズ。ややスローピングですが許容範囲です。フェザーより太いタイヤを履かせることもできるし、生粋のシングルスピード。マディフォックスはシングルスピード化しても12kg以上ありましたが、スチームローラーなら10kgかそこらで組めそう。

一方でフェザーよりBB位置が低くなることが懸念です。ペダルがヒットしやすくなったり、担ぎで大きな障害物を乗り越えるときにBB周りが引っかかるなどデメリットが生じるはず。将来、700c→650bにインチダウンすればなおさらです。700cで太いタイヤは足つきと担ぎの取り回しの悪さが不安だし。

ただそれは期待でもありました。ジオメトリには詳しくありませんが、どうやらBBが低くなると安定感が増すらしい。派手な走りはしないのでペダルがヒットしやすくなるデメリットより安定感向上のメリットのほうが魅力的かもしれない。

ま、細かいことはおいといて、費用面が解決した時点で心はスチームローラーに決まっていました。自分に合わなかったとしても、1度は乗っておきたいとおもった。

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SURLY スチームローラーのカスタム方針

木に立てかけられたSURLY スチームローラー

・できるだけ安価にオールラウンダーに
・ファッションのために高価なパーツは使わない
・キメすぎずラフに

ざっくりとひとまずの方針はこんな感じ。

SURLYを扱うショップのブログやYouTubeを見てると、スチームローラーを組むのにかなりお金がかかっています。確かにそれもかっこいいし、いいなーと思うけど、SURLYは安くおもちゃ感覚で仕上げたい。もちろん金銭的な理由もありますし、使い切れないハイスペックは嫌いだから安く済ませたいという理由もあります。

が、なによりSURLYってお金をじゃんじゃん注ぎ込んでカスタムするよりも、テキトーに組んで浮いたお金で遊ぼうぜ、みたいなノリのイメージがあって、高価なパーツたくさん付けてハイスペックに、そしてかっこよくってのはなんか違うかなーとか感じてます。改めてスチームローラーについて考えていたらそんなふうに思った。

実用面で高価なパーツが必要なら別だし、そりゃ自由に組めばいいんですけど、私はファッション重視では組みたくない。そのうえでかっこよくしたいという矛盾。

私は流行りに敏感ででキメ込んだ東京の若者よりも、服になんのこだわりもない田舎のじいちゃんのほうがかっこよくておしゃれと思ってるタイプです。

絶対服に無頓着だろってじいちゃんの服装がかっこいいって、どんなファッションより最高にクールだと思うんですよね。暖かくて動きやすいからって理由で選んだらたまたまかっこよくなっちゃった、とか超いい。冬の早朝、スウェットパンツの裾を白ソックスに突っ込んで散歩してたりするんですよ。どこのシティボーイだよって。日常着って感じで説得力がある。そんなノリでスチームローラーを組みたい。

あまり意識してなかったけど、そんな感覚が合う自転車を探しててスチームローラーがハマったのかなーなんて。

そんなことを考えている私はじいちゃん達のようにはなれないけれど、まあキメすぎずテキトーに組もうかな。実用面でポイントは抑えて、安くいい感じにできれば。

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