【FUJI FEATHER カスタム②】ハンドル、ステム、ブレーキレバーをごっそり交換する

ハンドルを交換したFUJI FEATEHR FUJI FEATHER
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↑タイヤ交換の次はハンドル周りのカスタムです。

自転車のポジションなんて気にしたことはほとんどありませんでしたが、FEATHERに乗り出してすぐに効率のいいペダリングやポジションに自然と興味が湧きました。シングルスピードがそうさせたのでしょうか。

そこでさっそくハンドル周りをごっそり交換することにしました。

ハンドル位置が遠いほうがしっくり来そうだったので、とにかく遠くに遠くになるように意識しました。なんかね、ハンドルが遠いほうが体勢が自然になる気がした。最近知った「やまめ乗り」の影響も受けてます。

ブレーキワイヤーやレバーもまとめて交換しました。

新しくブログ開設しました【SLOWCYCLING】
新ブログ、、、SLOW CYCLING 2023年末から自転車のスタイルが変わりました。 これまでこのブログ【でこぼこサイクリング】で書いてきたような内容と、今とこれからのスタイルに差が生まれてしまいました。 引き続きでこぼこサイクリングに...
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NITTO B132AAF 410mmを選んだ理由

テーブルに置かれたNiTTOのランドナーバーB132AAF

NITTOのランドナーバーを購入しました。昔からずっとあるやつらしいです。

形状はハの字のドロップハンドル一択

ハンドルの形状はハの字になったドロップハンドル一択でした。

未舗装路も走るのでフラットバーもありだし、舗装路のことも考えてブルホーンバーもありだと思いました。

しかし横に真っ直ぐ伸びたハンドルは手首の角度が不自然になるのが気に入りません。FEATHERに跨って漠然と感じた「体を自転車に合わせるより、自然な姿勢で乗ったほうがいいんじゃないか」という仮説を検証したくて仕方ない気分でした。

ブルホーンバーも手首の角度が不自然な気がしたし、何よりツノを持つと手首がすっぽ抜けそうで嫌でした。すっぽ抜けないためにハンドルを握りしめるのはなんだかなーと。実際に使ってみると違う感想になるかもしれませんが。

で、結局ドロップハンドルかなと。腕をぶらんと脱力した状態で前に出したとき、手首の角度はドロハンがしっくり来そう。ハの字に広がってると尚良し。ブラケットや下ハンのカーブのおかげで手はすっぽ抜けないだろうし、手の位置を遠くにできます。

ランドナーバーがよさげ

問題はどのハンドルにするか。

舗装路も未舗装路も走るので、DIXNAのバンディーがよさげに感じましたが、リーチが短いんですよね。ハンドルは遠くにしたいので、バンディーはちと違う。

さて、自転車のメーカーやパーツに詳しくないのでどこから調べればいいのか困りました。知ってるハンドルが他にありません。

そこでとりあえず名前は聞いたことがあったNITTOから探してみました。マディフォックスに乗ってた頃はNITTOのパーツを使う機会がありませんでしたが、その美しさからずっと使ってみたいと思っていました。

そしてリーチが120mmと長く、ハの字になったドロップハンドル、B132AAFを見つけました。ランドナーバーと呼ばれてるらしい。

B135AAと悩む

同じくランドナーバーであるB135AAも候補でした。リーチを取るか、ハの字を取るかで悩みました。

B135AAはハの字具合がちょうどよさげだったんですよね。ただリーチが少し短め。

B132AAFはハの字は控えめだけど、リーチが長い。

HANDLE BAR NITTO
ハンドル バー

かなり悩みましたが、120mmのリーチにロングステムを組み合わせても長さが足りない可能性があったので、とにかく長さ重視でB132AAFに決定。

やまめ乗り関連のブログを読んでると、どんどん長く遠くにセッティングするようになっていたので、余計な出費を抑えるために最初からガツンと長くしてやりたかったのです。本当は段階を踏んで長くしたほうがいいのかもしれないけど、やまめ乗りは興味本位で試したいだけだからとりあえず適当でいいや。

幅は未舗装路での安定感のために390mmではなく410mmをチョイス。

外観

テーブルに置かれたNiTTOのランドナーバーB132AAF

テーブルに置かれたNiTTOのランドナーバーB132AAF

テーブルに置かれたNiTTOのランドナーバーB132AAF

いやー、美しいね。

NiTTOのランドナーバーB132AAFの刻印

たNiTTOのランドナーバーB132AAFの下ハンドル

とてもよい。

重量

NiTTOのランドナーバーB132AAFの重量を測っている

重量は342.4g

公称値の313gより重い。

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KALLOY クロモリエアロロードステム 130mmを選んだ理由

KALLOYのクロモリエアロロードステム

FEATHERはアヘッドステムではなくスレッドステム。スレッドステムは種類が豊富とは言えず、遠いハンドルを実現するためのロングステムの選択肢はさらに少なかったです。クランプ径はB132AAFを装着できる25.4で。

しかし物はあっさりと見つかりました。

ハンドルがNITTOなのでステムもNITTOで統一したいと思ってたら、突き出し130mmのスレッドステムがラインナップされていました。NTC-150というモデルです。

もうこれでいいやと通販で注文しましたが、残念ながら在庫がなかったとかでキャンセルに。どこのショップを見ても在庫なしの納期未定。

コラム長が長いNTC-225の130mmは在庫がありましたが、フレームに差し込む部分は225mmも不要でした。余計な長さはただの重りになるためできるなら避けたい。

よさげな130mmのスレッドステムはNTC-150か、メルカリでたまに出品される1万円以上の物しか見つけられませんでした。しかし納期未定は待てないし1万円以上も出したくない。

そこでもう一度探し直すと、Amazonでサクッと見つかりました。それがKALOYのクロモリエアロロードステムです。最初からしっかり探しとけ。

送料込みで2000円程度とお安く、見た目も悪くない。クロモリなので重さが気になるところですが、突き出し130mmのロングステムのお試しとしては充分です。

外観

KALLOYのクロモリエアロロードステムの溶接部

KALLOYのクロモリエアロロードステム

KALLOYのクロモリエアロロードステムの突き出しを測っている

しっかりと長いです。見た目も悪くありません。

KALLOYのクロモリエアロロードステム

KALLOYのクロモリエアロロードステムの限界線

この線が見えないように差し込まなきゃいけない。

重量

KALLOYのクロモリエアロロードステムの重量を測っている

重量267.4g

クロモリだって言うからもっと重いと思ってた。

NTTOのNTC-150で「突出し50〜130mm/重量280〜360g」となっています。素材はアルミ合金 鍛造。KALLOYのクロモリステムのほうが軽くてむしろよかったかもしれないね。

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【ブレーキレバー】テクトロ RL340を選んだ理由

テクトロのブレーキレバー、RL340

NITTOのB132AAFと合わせて使用することが前提で選びました。

手がすっぽ抜けないように、そしてポジションを遠くするために下ハンドルを多用する可能性が高かったので、下ハンドルを持ったときに握りやすいブレーキレバーがほしい。

また、いわゆるドロップハンドルに取り付けるタイプのブレーキレバーが初めてです。未舗装路はおろか、舗装路での使用感も不明。まずはお安くざっくりとどんなものかを知りたいところ。

そしてブレーキワイヤーがハンドルの上から通る物は絶対になし。ランドナーとかでありそうな雰囲気がいいやつね。あれは自分の使い方には絶対に合わない。山道を担ぐときにワイヤーを枝に引っ掛けまくって危険だからです。あと自転車をひっくり返して輪行したりシェルターを張るのに不向きに思えます。

あとはキャリパーブレーキ用であればOK。

・下ハンドルで握りやすい
・安い
・ワイヤーは上通しじゃない
・キャリパーブレーキ用
・できれば見た目も

ブレーキレバーに求める条件はこんなところです。それに合致したのがテクトロのRL340。

ほかにも同じ価格帯でよさげなのはありましたが、ワイヤーが上通しだったりで惜しかったです。

ロードバイクには1つのレバーでブレーキもシフトも使えるSTIレバーってのがあるようですが、フェザーはシングルスピードなのでSTIなんてのはいらん。

外観

箱に入ったテクトロのブレーキレバー、RL340

開封。

テクトロのブレーキレバー、RL340

色は黒にしました。実はRL340購入前に茶系の革サドルを入手しております。サドルに合わせてブレーキも茶系にするか迷いましたが、あまり色を揃えすぎるとくどいかなと思い黒にしました。タイヤも黒なので、ブレーキの黒が浮いて見えることはないかな。

Amazonレビューを見てると古い自転車につけてる方も一定数いるようで、私のフェザーにも合いそう。

テクトロのブレーキレバー、RL340

レバーが弧を描いていて、下ハンドルのときに握りやすそう。

テクトロのブレーキレバー、RL340

いいね。

ロゴ近くにある小さいポッチを押すとブレーキワイヤーを一瞬で緩めることができるため、整備や輪行等で役立ちそう。クイックリリースってやつですね。ブレーキレバーを握ると元に戻ります。

重量

テクトロのブレーキレバー、RL340の重さを測っている

左右合わせて317.6g。公称値340gよりかなり軽く出ました。

他社や他グレードのブレーキと比べて、重いのか軽いのかもわからん。

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インナーケーブルとアウターケーブル

フェザーは中古車なので安全のためインナーケーブルとアウターケーブルも変えときます。どのみち長さが足りなくて交換になっただろうけど。

使った工具

FUJI FEATHERのブレーキワイヤーを切っている

・ワイヤーカッター(ブレーキのインナーケーブル、アウターケーブルを切断する)

ペンチ

・ペンチ

・+ドライバー

アウターケーブル受けを外すため

FUJI FEATHERのステムのキャップ

・マイナスドライバー(ステムのキャップをほじくるため)

FUJI FEATHERのステムのボルトを回している

・六角レンチ(ステムやハンドルの着脱に)

作業風景

FUJI FEATHERのステムとハンドルを交換している

ステムとハンドルの交換をしていきます。

ステムごとごっそり取り外す

FUJI FEATHERのブレーキワイヤーを切っている

fuji featherのブレーキケーブルを開放している

まずは現在付いてるステムを引っこ抜きます。

ワイヤーの先端をカットし、六角レンチでブレーキケーブルを開放。前後とも。

FUJI FEATHERのステムのキャップ

FUJI FEATHERのステムのボルトを回している

マイナスドライバーでキャップを外し、出てきたボルトを緩めます。

FUJI FEATHERのステムとハンドルを交換している

あとはステムを引っこ抜きます。

FUJI FEATHERのアウターケーブル受けを外している

ペンチでボルトを掴み、プラスドライバーでネジを回し、アウター受けを取り外します。

これで余計なものはすべて取り外せました。折り返し地点。

ハンドルを取り付ける

スレッドステムにハンドルを通している

スレッドステムにハンドルを通している

新しいスレッドステムにハンドルを通します。この工程が難航する場合があるようですが、KALOYのステムとNITTOのハンドルの組み合わせはすんなりといきました。

ハンドルを交換したFUJI FEATHER

ハンドルを適当な位置で固定し、ステムを差し込みボルトを締めます。

FUJI FEATHERにテクトロのブレーキレバーRL340を取り付けている

自転車にまたがりながら位置を決めてブレーキレバーを装着。

どうせ一発で位置は決まらないので、仮で固定しどんどん作業を進めました。

テクトロのブレーキレバーRL340

アウターケーブルを仮で這わせます。ブレーキレバー位置は変わる可能性が大なので、ギリギリにはせず余裕を持った長さに設定しました。

ハンドルを交換したFUJI FEATEHR

インナーケーブルを取り付けて完成。アウターケーブルは仮でテープで固定してます。

左レバーを前、右レバーを後ろにセッティングしました。山岳サイクリングで「左がフロントブレーキだったらなー」と思うことがちょこちょこあったのでお試しで。

交換完了

タイヤをパナレーサーのパセラLX28Cに交換したFUJI FEATHER

↑BEFORE

ハンドルを交換したフジフェザー

↑AFTER

いいっすね。

次はバーテープとエンドキャップの取り付けですね。

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↓次はバーテープとエンドキャップの取り付け

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