スギ花粉がピークを迎えたこの時期に JINS PROTECT を導入しました。いくつかシリーズがありますが、私のはBASICモデルのボストン型です。追加料金を支払い度付きにしました。
レンズの周囲がゴーグルのように覆われているのが特徴で、花粉や飛沫対策になるという触れ込みです。
メガネ常用者かつ花粉症持ちなので、JINS PROTECT を使うのは自然な流れなのですが、花粉の時期だけでなく通年使うつもりで購入しました。
普通に近い見た目
大前提として、普通に近い見た目というのは必要でした。
サイクリング用のメガネならば目に風が吹き込まないように工夫されていると思いますが、やはりスポーティー過ぎる。普段着でサイクリングすることが増えてきたので、もっと気軽にかけられるデザインがいい。
「完全に普通のメガネ」でなくてもいいんです。見た目よりも機能することが第一条件。機能さえしてくれれば、普通「っぽい」メガネでいい。どこかでバランスは取らないとね。
JINS PROTECT ならば、まあパッと見は普通です。好みのデザインではありませんが、自転車用と割り切れば問題なし。
他社製品ではなかった理由は、普段からJINSユーザーで慣れてて買いやすいというだけです。
花粉対策
まずはもちろん花粉対策。
花粉が少ない年でも毎日鼻炎薬を必要とするレベルの花粉症です。
メガネをかけているからか目の症状は控えめなので、花粉対策用のメガネの必要性はそこまで感じていませんでした。しかし2023年は違う。重い症状ではないにしろ、ちょこちょこ目のかゆみやゴロツキ感があり、早めの対策が必要だと感じました。
ドライアイ対策
自転車に乗ると目が余計に乾きます。普通のメガネではそこそこ風が吹き込んでくるので、ドライアイ持ちとしては対策したいところです。
さらに砂埃や排気ガスも舞っているので、目の健康を考えると少しでも吹き込みを減らすに越したことはありません。
JINS PROTECT なら目の周囲が覆われているため、花粉だけでなく風も和らげてくれると期待しています。完全に風を防いでくれるとは思ってませんが。
虫対策
メガネをかけて自転車で坂道を下っていると、カナブンのような虫が目に直撃したことがあります。驚きと衝撃と痛みで危うく転倒するところでした。
鏡なんて持ち歩いてませんから、虫が目の中で死んでいないかとか体液が飛び出てないかとか分からず焦りました。とにかく急いでボトルの水で眼球を洗い、スマホの内カメラで目を確認。その後、病院で診察してもらって「問題なし」と太鼓判をもらうまではとても不安でした。
病院では訝しげな表情で「メガネしてなかったの?」と聞かれました。私もメガネの隙間から虫が飛び込んでくるなんて思いもしなかったので無理もない質問です。
時速25kmでぶつかって「これ」ですから、もっとスピードが出てたらと思うとゾッとします。
ただいつの間にかそんな恐怖体験も忘れてしまって、虫対策はずっと後回しにしてきました。幸い、なにも起こりませんでしたが。
花粉対策としてJINS PROTECT を検討していると、「これは虫対策になるぞ」とひらめき購入を決めました。
汚れても気にならない自転車用のメガネがほしい
普段使いのメガネで自転車や登山をしていたので、汚れや破損が気になってしました。転倒、汗、レンズの傷など、気を使う部分が多かったです。
コンタクトレンズも検討しましたが、ドライアイとしては避けたい。それに乱視なので普通のレンズより割高だし、メンテナンスや着脱がめんどくさい。
だから自転車用、アウトドア用のメガネを用意したいと考えていました。
JINS PROTECT なら花粉、ドライアイ、虫対策をしつつ、自転車用として割り切って使えるんじゃないかなと。
JINS PROTECT PRO と悩む
より保護してくれそうな JINS PROTECT PRO とも悩みました。PROはカバーが柔らかく、バンドでギュッと固定できるため、より密閉性が高いのが特徴です。
ただ、
・密閉しすぎて結露が発生しそう
・時期や運動強度によっては暑そう
・見た目が普通から悪化する
・価格が上がる
以上の理由でBASICモデルにしました。
目を保護する意味ではPROモデルが優れていますが、ほかのデメリットや不安が目立ちます。BASICモデルでも同じ不安がありますが、いくらかはマシなはず。ひとまず様子見ですね。