以前、タイベックのズボンをレインウェアとしてどの程度使えるのか試したことがあります。濡れるわ蒸れるわで一度使って以降、しまい込んでいました。自転車乗ったら5分でお尻がびしゃびしゃに。
しかし軽量さやある程度の防水透湿性を持つのは魅力的。
そこで余ってたタイベックジャケットにベンチレーションを設けて蒸れを解消し、ウインドブレーカーとして使いやすくなるように改造してみました。思いつきでやっただけなので、まだ使ったことはないしどの程度実用的かは不明ですが、汗をかきやすい上半身にベンチレーションは理にかなってるかなと。
簡易的なレインウェアや防寒着として持つのもいいと思う。
完成品
上段が改造前、下段が改造後です。
脇下と、
背中をくり抜いてベンチレーションを設けました。
もとからポケットが1つついてます。
襟は面ファスナーで閉じれるようになっています。
意外と使いやすそうなタイベックウインドブレーカーだ。
重さ
重さは73.1g→70.9g
Mサイズ
脇下をくり抜く
脇下にベンチレーションを設けました。私が使ってるモンベルのトレントフライヤーも脇下から換気できるようになっています。タイベックジャケットも脇下なら雨風は侵入しにくいはず。
まずダクトテープで補強し、その後カッターでくり抜いただけ。
トレントフライヤーは脇にファスナーがついていますが、タイベックジャケットはくりぬいただけ。換気を優先。あまり目立ちません。
もっと大胆にくり抜いてもいいかも。
背中を大きくくり抜く
背中を大きくくり抜くことで蒸れを排出しやすくしたり、バックパックを背負ってかいた汗で蒸れにくくする狙い。モンベルのサイクルウェアで背中がメッシュになったベストや背中が開いたベストなどあるので、それと同じような発想ですね。
愛用しているコロンビアPFGのバハマシャツは背中にベンチレーションがついているので、ウインドブレーカーの背中くり抜きは相性がよさそう。
カッターマットにタイベックジャケットを広げて、30×30cmで四角くくり抜きました。
ダクトテープで補強はしてません。
くり抜きサイズは適当です。いつでも改造なんてできるので、とりあえずこれで様子見。
A1サイズのカッターマットを買った。そして作業机にセット。切断だけじゃなく、採寸も捗りそう。 pic.twitter.com/RAnVLUWgq3
— モージュー (@yama_chari) July 9, 2022
関係ないけど、A1サイズの大きいカッターマットが便利だった。
ベスト化してもいい
当初は袖を切り落としてベスト化するつもりでした。
軽量コンパクトになって「念の為に」持ち運びやすくなるし、袖がフリーになって動きやすさを阻害しにくいし、より換気を促し蒸れを軽減したりオーバーヒートを防いだり、なにかと使い勝手がいいかなと思ったので。
ただ切り落とした後は丁寧に縫って処理しないと、かなり不格好になりそうだったので、長袖ジャケットを試してダメだったらベスト化することにしました。