ガーミンのGPS端末FORETREX601のベルトにスントのクリッパー(クリップコンパス)を装着しています。
・FORETREX601と併用して素早く確実に進行方向を判断する(自転車や山で)
・山に入るときの保険かつ積極的に使用
以上がクリッパーを使う主な理由です。小型で邪魔にならず、即チェックできるのがいいかなと。
スントのクリッパー
ベゼルは回転します。そして蓄光。
地図や腕時計等に挟めるようになってます。ガッチリとロックするような構造ではなく、爪で引っ掛けるような感じ。
腕時計と一体化できるので、装着や準備の手間が増えることがなく視認性もいいです。
重さ
実測4.9g(公称値5g)
購入理由
自転車と登山で使うことを想定して購入しました。
進行方向を間違える
FORETREX601のルート表示はトラックアップ(進行方向が画面上方)とノースアップ(画面上方が常に北)があります。
しばらくはトラックアップで使用していましたが、進行方向に合わせてルートの向きが変わることでかえって混乱してしまったこと、そして建物や地形などの地図情報がないため曲がる場所を間違えたことがあります(自転車で)。また間違えずとも立ち止まって進行方向を考えることがあり、鬱陶しいためノースアップに変更しました。
その際により正確に進行方向を判断するためにFORETREX601に装着可能なコンパスがほしいと考えました。脳みそで考えた上下左右ではなく、コンパスが示した東西南北で判断したほうが間違えなさそうだぞと。
FORETREX601内蔵のコンパスでは画面の切り替えが必要になるので、現地ではめんどくさくて使わない気がします。ここはアナログがいい。
ベースプレートコンパスは邪魔で使ったことがない
山に入るときにコンパスは必要な持ち物として挙げられますが、ほとんど使ったことがありません。よくあるベースプレートコンパスを持って行っても取り出すのが億劫だったり、アクセスしやすい場所に収納するには邪魔だったりして、結局使わないんです。
使わないコンパスならただの重りにしかならないので、もっと積極的に使えるように小型のコンパスに変更したかった。
FORETREX601が沈黙してもスマホが、スマホが沈黙しても紙の地図とクリッパーがあるので、ベースプレートコンパスはなくてもいいかなとも思いました。FORETREX601とMGRSグリッドを表示した紙の地図が生きていれば現在地はほぼ正確にわかるでしょうし、コンパスはスマホやFORETREX601に内蔵されてますし。
山岳読図大全を読んで「ベースプレートにこだわらなくてもいいんだ」と思えたのも決め手のひとつ。まあケースバイケースでしょうが、とりあえずはクリッパーをメインで使っていきます。
同じくスントのリストコンパス、M9と悩んだ
同じくスントのリストコンパス、M9と悩みましたが、より小型でFORETREX601のベルトに取り付け可能なクリッパーにしました。ホットサンドメーカーのレシピで有名なリロ氏は、狩猟でFORETREX601とM9で運用しているようです。
M9の場合は出発前にFORETREX601とM9を装着する必要がありますが、クリッパーならFORETREX601のみ装着すればよくて楽です。あと価格もクリッパーのほうがかわいい。だからクリッパーにしました。
クリッパー型のコンパスで安いのはいろいろありましたが、メーカーの実績を考えてスントにしました。間違った方角を指されたらたまったもんじゃないので、そこはケチらずに。
ベルトによっては相性が微妙かも
FORETREX601に別売りのベルトを装着してたんですが、FORETREX601本体やバックルに近づけると方角が狂います。
そのためクリッパーの取り付け位置がシビアでちょっと使いづらかったです。
クリッパーを使わない選択肢はないので、最近付属のベルトに戻しました。
付属のベルトで方角が狂うことはないので、FORETREX601との距離にだけ気をつけてればいい。
あと付属のベルトも買ったベルトもクリッパーに対して少し幅が広く、爪を引っ掛けることができません。それでもポロポロ落ちるようなことなく使えてるんですが、ちょっと対策したいとは思ってます。
付属のベルトにクリッパー用のループを縫い付けてようかな。