防寒テムレスの改造〜素早く乾かすために内側のボアライナーを切り離す〜

防寒テムレス黒色のライナーを切り離した
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ハイキングやサイクリングで防寒テムレスの黒色(01winter)を使用していますが、いくつか不満がありました。

・内側が乾きにくい

・細かい操作性

・体温調節(朝晩はよくても昼は暑かったり、昼はちょうどよくても朝晩は寒かったり)

これらの不満を一挙に解決するべく、防寒テムレスのボアライナーを切り離します。

ライナーを分離すれば山でも家でも乾かしやすいですし、行動中に濡れても予備グローブと交換すればOK。また好きなグローブと組み合わせられるので、気温の変化にも対応しやすい。暑ければライナー単体での使用もできるし、細かい操作もしやすくなる。

といったことを狙って改造します。

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ライナーの切り離し方

上の動画がわかりやすかったです。

防寒テムレス黒色を裏返している

防寒テムレスを手にはめて、引っこ抜くと指先以外は裏返ります。

裏返された防寒テムレス黒色

息を吹き込み、ねじって密閉。ポンプのように空気を押し出してやると、指先がポンッと裏返ります。動画でこの方法を観て、その手があったか!ととても感心しました。

防寒テムレス黒色のライナーに切り込みを入れている

ライナーに切り込みを入れて、ここから指先を引き出します。切り込みを小さくすれば、ライナーもそのまま再利用できそう。

防寒テムレスのライナーを切り離している

指先だけ接着されてますが、簡単にはがせます。そしてここまで剥がしたら、手首の縫い目に沿ってハサミで切り離します。

防寒テムレス黒色のライナーを切り離した

これで分離完了。

防寒テムレス黒色とライナーの切り口とライター

仕上げに切り口をライターで炙りました。

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完成品

防寒テムレス黒色と切り離したライナー

ライナーを切り離した防寒テムレスがこちら。

防寒テムレス黒色から切り離したライナー

防寒テムレス黒色から切り離したライナーを手につけた

ライナーは軍手っぽい感じ。

最初はメリノウールのグローブを買う予定でしたが、ライナーをそのまま再利用できそうなので、とりあえずこれでいきます。

防寒テムレス黒色の重さ

重さは改造前が44.7g(Mサイズ)

ライナーを切り離したあとの防寒テムレス黒色の重さ

防寒テムレス黒色のライナーの重さ

改造後の本体が26.3g、ライナーが18.3gでした。

防寒テムレスの黒色とガーミンのforetrex601

ほかにもやりたい改造はあるんですよね。鼻水を拭う布や革を付けたい。防寒テムレスはザラザラしてて痛いのよ。

※↓追記

素手でぴったりの手持ちのノーマルテムレスではインナーグローブの併用は難しく、かといってサイズを上げて買い直すのも癪だったので、手持ちの防寒テムレス(01winter)を活かしました。

防寒テムレスから切り離したライナーは同サイズのノーマルテムレスには装着できなかったので、それぞれ専用のサイズに設計されてるようです。

インナーグローブ併用前提であれば、防寒テムレスのライナーを剥いだほうが装着感はいい気がします。横幅のためにサイズを上げなくていいので、指先の余りとか出にくいんじゃないかな。手の形や使用目的にもよるし、推測だけど

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