FORETREX601は「事前にルートを入れてナビとして使う」以外にもサイクルコンピューターとしても使えます。また走行ログはBluetoothで同期しガーミンコネクトモバイルで確認できるため、意外と自転車用としても使用可能。
スペックと実際の使用感から防水性や耐久性、バッテリー持ちは心配していません。詳しいスペックは公式サイトへ。
まだ探り探り使っているところですが、なかなかおもしろい電子デバイスです。
この記事では自転車向けに書いていますが、速度や距離、高度、走行ログなど登山でも役立ちます。
計測できる項目
FORETREX601にはトリップコンピュータページというサイコン的ページがあります。計測、確認できる項目は47あり、たとえば時刻や速度が表示可能です。
項目の種類や説明は操作マニュアルに譲るとして、ここでは私が自転車で使っている項目に絞って挙げます。
・時刻
・速度
・平均速度(たぶんグロスと同義)
・移動平均速度(たぶんネットと同義)
・TP合計時間
・TP移動時間
・TP積算距離
・総上昇量
・総下降量
・積算距離(ODOメーター)
・気温(別売りの温度計tempe使用で計測可能になる)
速度関連、距離関連、高度関連のデータが見れるので、自転車でも使えています。多機能高機能なサイコンを触ったことがない身からすると充分です。
詳しくは後述しますが、一度に表示できる項目数は決まっています。上で挙げた項目の使用頻度はバラバラです。常に表示しておくもの、見たいときに項目を変更して見るものと様々。まだ探り探り使っています。
私は使っていませんが、ケイデンスなどガッツリ自転車向けの項目もありますよ。
項目の変更方法
表示する項目の変更方法です。
ここでは「TP積算距離→平均速度」に変更してみます。
1.トリップコンピュータページで「ENTER」を押し、「項目変更」を選択
2.変更したい項目(TP積算距離)を選択
3.項目(平均速度)を選択し、最後に「GO TO PAGE」ボタンを押して完了
これで項目が変更されました。とても簡単です。操作マニュアルにも説明があります。
項目は合計7つの区画に分けられています。カーソルボタンを押すたびに上下に一段ずつ動きます。つまり一度に表示できるのは最大4つ、最小2つです。
どこにどの項目を配置するか、使い手の考えが現れるところ。
ちなみにコンパスページでもコンパス+2項目を表示できます。その2項目は変更可能です。上の画像で説明すると、「時刻」と「速度」の項目は変更できます。
データの正確性
速度や距離関連は正確だと思います。100km走行時、キャットアイの有線のサイコンと比べてもほぼ同じ数値を示していました。
「現在の速度」の表示は有線と比べるとタイムラグはあります。有線は速度の変化にキビキビと反応しましたが、FORETREX601は体感2〜3秒ぐらい遅れて表示されます。すぐ慣れましたし、問題もありません。
高度はあまりアテにしていませんが、ざっくりと把握する目的では役に立っています。たとえば「今日の行程の獲得標高は1000m、現在の総上昇量は700m。あと300m登れば到着だな」って感じで。
私の使い方はトレーニングでもレースでもなくツーリングで、正確無比なデータは不要なので問題なし。
GPSの設定
GPSの設定はずっと「GPS+GALILEO」で使用しています。トンネルではGPSをロストしますが、登山や林道走行中にロストしたことはありません。一方でGALILEO無しでは現在地の補足が不安定な印象です。
使い方〜トリップデータのリセット〜
出発前に「前回のサイクリング」のトリップデータをリセットします。
1.トリップコンピュータページで「ENTER」を押し、トリップデータのリセットを選択
2.確認画面で「はい」を選択
これだけです。非常に簡単。
電源を立ち上げると計測が開始されるので、やることはトリップデータのリセットのみです。
注意点があるとすれば、GPSの捕捉が安定してからリセットを行うことですかね。
捕捉するまでの間の不要なログが蓄積されてしまうので。たとえば電源立ち上げ直後にトリップコンピュータページを見ると、身動き1つ取ってないのに「すでに50m移動してる」ことになってたりします。
ぶっ飛んだ異常なデータになったのを見たことがないので無視してもいいんですが、どうせ「前回のサイクリング」のデータをリセットするので、なら捕捉が落ち着いてからやってもいいかなと。リセットは習慣にしちゃいたい。
電源立ち上げ直後かつ屋内だと捕捉に少し時間がかかることがあります。しかし出発前になんだかんだと準備してる間に捕捉が完了してるので、捕捉の待ち時間が苦になることはありませんでした。
捕捉ができていないと地図ページの現在地マークに「?」がつくので一目でわかります。
ルートとサイコン画面の同時表示はできない
軌跡やルートを表示する「地図ページ」と、速度や距離を表示する「トリップコンピュータページ」は同時表示できません。
つまり「ルートを見ながら速度をチェックする」ことができません。「地図ページ↔トリップコンピュータページ」の画面切り替えが必要。
地図ページ→トリップコンピュータページへは3回、トリップコンピュータページ→地図ページへは2回「GO TO PAGE」ボタンを押します。
ルートもサイコンもずっと見ておきたいならFORETREX601は不向きです。
アイデア次第で遊べそう
ルートとサイコンの同時表示はできませんが、私は楽しく使ってます。
・自転車と登山を組み合わせる
・紙の地図を併用する
・座標(MGRS)を活用する
アイデア次第でFORETREX601の可能性は広がります。
「ナビもサイコンも絶対に必要なもの」という前提から外れると、活用方法や遊び方が見えてくるかも。
夜間はバックライトで見やすい
夜間でもバックライトで視認性抜群です。
バックライトは「低or高」で明るさを調節できます。上の画像は「高」で、真っ暗な部屋で撮影しました。
取り付けはハンドルか腕に巻く
本体が小型かつバンドで固定するので、ハンドルだろうが腕だろうが取り付けできます。付属の面ファスナーのバンドでも、腕時計のバンドでもOK。
私は最近はVoileストラップの9インチを使うことが多いですね。腕時計のバンドをなくしちゃったので代わりに使ってみたらいい感じでした。着脱が楽で、固定が強力なのがいい。
ハンドルにはクッションを巻いて振動対策しています。
厚着してなければ服の上から巻くこともできました。スントのクリッパーも装着できます。バックルが樹脂なので方角が狂うこともなく、以前使っていたバンドと違いすっぽ抜けるリスクも低いです。Voileストラップナノとの相性はけっこうよさげ。
おわりに
機能や挙動はまだ掴みきれていない部分がありますが、登山や自転車で使ってる分には欠陥やバグは今のところありません。サイクルコンピューターとして活用できています。
また専用品には及ばないでしょうが、小型で腕に巻ける、トラックバックで来た道を戻れる、座標登録して目的地に到達できるなど、FORETREX601ならではの遊び方、使い方の可能性があるので、未だ買い替える気にはなりませんね。
自転車と登山を跨ぐなど、特化していない遊びにはハマる気がします。