自転車や登山、そして普段着兼用にコロンビアPFGのコンバーチブルパンツを買いました(ファスナーで切り離すと短パンになるやつ)。ですがこのまま山で使うことはしません。ニッカポッカの足さばきが好きなので、今回買った長ズボンにドローコードを取り付けて、ニッカポッカ風に穿けるように改造してみました。取り付け方はかんたんで、手こずったとしても15分あれば終わると思います。
1.ハサミで裾に切り込みを入れる
2.ゴム紐を通す
取り付け方はたったこれだけです。
これが完成後の画像です。
着てみるとこう。裾を絞ったり、七分程度にまくりあげてニッカポッカみたいにしたり、改造前と同じようにふつうに穿いたり、3パターンで使用可能。まだ山では試してませんが、筋トレや普段着として着てみて足さばきのよさは感じてます。あくまで自己流、自己責任ですが、ドローコードの取り付け方を記事にしてみます。
必要なもの、材料
・ゴム紐(ダイソーで買った)
・紐通し(結束バンドで代用しようとして、壊れたファスナーを使った)
・ハサミ
材料費はゴム紐の100円だけですね。普通の紐でもいいんですが、ゴム紐のほうが裾を絞ったまま上げたり下ろしたりできて便利だと思います。着脱もかんたんです。太さや形状が好みに合えばストッパー付きコードもいいかもしれません。また紐通しは家にあるもので代用が効くと思います。
1.ハサミで裾に切り込みを入れる
ハサミで裾裏に切り込みを入れるんですが、私は前側に切り込みを入れることにしました。表側という意味ではなく、体の前方側って意味です。
完成後はこのようにドローコードをちょうちょ結びで絞ってます。こうすることで絞りのキツさを変えたり、裾を普通状態に戻したりできるんですが、この結び目がアキレス腱側にあると使いにくいはずです。足の甲側、体の前側に切り込みを入れることで、着用したまま裾をいじりやすくなる。私が普段着で愛用している軍モノのカーゴパンツはどれも前側に結び目が来るようになってました。
ストッパー付きコードを使えば結ぶ手間も省けますね。
さて、切り込みを入れていきましょう。裾は袋状に二重になっていることが多いと思うので、裾裏側のみに切り込みを入れます。表に貫通しないように注意。2つの切り込みを入れますが、距離感は適当です。切り込みの大きさはゴム紐が通るぐらいを目安にしました。
2.ゴム紐を通していく
ちょっとわかりにくいですが、2箇所切り込みが入ってます。ここに紐通しを使ってゴム紐を通していきます。
最初はこうやって結束バンドでゴム紐を通そうと思ってたんですが、
切り込みに入らなくて断念。切り込みをいっぱい広げるのも不安だったので、目の前にあった壊れたファスナーで代用しました。
切り込みにファスナーを入れて、
グイグイ通します。
そしてもう片方の穴から引っ張り出します。
寄ったシワを伸ばして、
あとは結びやすさも考えつつ、好みの長さに切って終了。迷ったら長めにするといいと思いますよ。短くする分にはいつでもできるんで。
【まとめ】長ズボンにドローコードを取り付けたら便利そうだ
ドローコードを引っ張って結ぶと、
こうやって絞れます。
ドローコードを取り付けたコロンビアPFGの長ズボン気に入った。化学繊維は嫌いになりかけてまた好きになるを繰り返してるな。シャツもコロンビアPFG、靴は黒ワラビー。 pic.twitter.com/ejEFcJgzkv
— モージュー (@hdclub7) May 29, 2021
これは普段着で穿いたときのツイートです。これをそのまままくりあげるとニッカポッカ風になります。
ドローコードを取り付けたら、こんなふうに絞ったり緩めたりできます。上の画像ではすでにドローコードが入ってますが、見た目は改造前となんら変わりありません。それでいて裾を絞ってニッカポッカ風にしたり冷気の侵入を防いだり、機能性はアップしています。まだ山で試してないから大きなことは言えないけど。早く試したい。
この記事でご紹介した方法はあくまで自己流というか、素人が勝手にやってることなので、自己責任でお願いします。改造するズボンによっては相性が悪いかもしれませんし、ハサミを入れるとビリっといく可能性も0ではありませんので。