自転車(MTB、グラベル系)にゼファールのスパイミラーを取り付けています。車通りの多い道路は怖いし、何度も振り返って後方確認するのはめんどくさい。また振り返って後方確認したときにバランス崩したことがあったのでミラーを導入しました。やっぱり車道を走るならミラーがほしいなと。
街乗りでもツーリングでもずっと付けっぱなしです。取り付け位置にもよるでしょうが、チラ見で後方確認できる程度には使いやすいです。
鏡の品質が悪いというレビューをちらほら見かけますが、あまり気になったことはないです。鏡として完璧を求めると良くはないでしょうけど、後ろから接近する車を確認できるので充分。気になるのは耐久性ですね。そこさえクリアできればとくに不満はない。
重さ
実測26.6g
バンドの余り部分を切るとまだ軽くできますね。
ゼファールのSPYミラーを導入してよかったこと
・軽量(実測26.6g)
・着脱簡単で小さいから邪魔になりにくい(ミラーが不要な担ぎやトレイルでは取り外したり邪魔にならない位置に移動できる)
・振り返る手間が省けて後方確認の回数が増える
・振り返らずとも後方確認できるためバランスを崩しにくい(車通りの多い道でバランス崩すと危ない)
・しんどい坂道でも後方確認できる
・景色がよく走りやすくて油断しがちな道でも後方確認を欠かさなくなる
・風切り音で車の走行音が聞こえなくても接近に気づける
・ボルトでガッチリ固定しないからトレイルで転倒しても折れにくそう
・角度調整がしやすい
ほかのミラーを使ったことはないので比較はできませんが、スパイミラーは気に入ってます。ほんとね、耐久性だけが心配。鏡もそうだし、固定がバンドだからいつかちぎれるかもしれない。
メガネ常用者のほうがメリットは大きそう
メガネ使用者のほうがバックミラーのメリットは大きいと思います。
私もメガネを常用してるのでわかりますが、メガネってしっかり振り返らないと後方確認できないじゃないですか。サイドにレンズがなくて死角になるから。
しっかり後方確認しようと振り返るのはけっこう労力がかかるし、大きく振り返るからバランスも崩しやすい気がする。
だから振り返る回数を減らせるバックミラーはかなり便利なんじゃないかと。私は今後も何かしらのミラーは使い続けるでしょうね。
見えやすさ
画像ではわかりませんが鏡に細かい傷が入ってます。しかし鏡として機能しています。
細部まできれいに見たいのであれば別のミラーがいいかもしれませんが、後方に自動車がいるか、何色か、どんな形かはわかります。化粧鏡としては微妙ですが、バックミラーと考えれば見え方は充分かなと。
かといってミラーだけに頼るのは危険なシーンもあると思うので、直接目視、耳、ミラーを併用するのがいいでしょう。当たり前だけど。
取り付け方
フックにバンドの穴を引っ掛けて固定します。腕時計みたいな感じ。
バンドはシリコンのような素材で柔らかく、少し伸びるのでしっかりテンションを掛けて固定できます。
取り付け位置はハンドルの端っこ
SURLYのモロコバーの端っこに取り付けてます。通常姿勢、前傾姿勢ともに後方確認できます(角度調整無しで)。
邪魔といえば邪魔なんですが、グリップの少し内側を握ってれば問題なし。
フロントフォークやそのほかの場所に取り付けたこともありますが後方確認しにくかったです。脚や体をズレせば見えたりするんですが、私はもっと頻繁にチラ見で後方確認したかったので、結局はハンドルの端っこに落ち着きました。
バーエンドに取り付けるタイプだと横に張り出すのが気になりますが、スパイミラーならその心配はないのもいいところだと思います。車幅が出ないし、壁に立てかけるときに鏡が当たらない。
取り付け位置や角度の自由度は高い
鏡の向きはかなり自由度が高いです。鏡の根本は180度動きますし、
そのさらに根本は360度回ります。
加えて取り付け方法がバンドなので、角度の自由度はかなり高いと思います。
走行中に振動で角度がズレたことはありません。ハンドルの端っこに取り付けるせいで手があたって向きが変わったことはありますが。
地味なアイテムですが、使い出すと便利で手放せなくなるかも。
2022/10/17追記:山サイで紛失し、買い直した
藪に飲まれる泥狐 pic.twitter.com/t2JcRGOi6G
— モージュー (@yama_chari) October 10, 2022
雨が降る中、山サイ(山岳サイクリング)に行きました。
予想が外れて乗車率はほぼ0%、押し担ぎばかりのルートでした。それも頭の上まで笹で覆われるような藪漕ぎルート。
結局、途中で撤退したんですが、その際にSPYミラーを紛失してしまいました。ハンドルの端っこに取り付けていたので、藪に引っ掛けてしまったんだと思います。
押し担ぎに必死すぎて、「SPYミラーを取り外してバックパックに収納する」ことまで頭が回りませんでした。反省です。SPYミラー購入時は、「担ぎで取り外す」ことを想定していたのに。
下山後は家まで自走でしたが、バックミラーがなくてとても不便でした。雨で車の接近音には気づきにくく、レインウェアのフードが邪魔で後方確認もしづらい。走ったことがないルートだったため、道幅や交通量の想像もつかず、いつにもましてバックミラーがほしかった。
帰宅してすぐに買い直しました。バンド固定で気軽に着脱できるSPYミラーの特徴を活かし、次の山サイでは入山前にミラーをバックパックに収納します。