車の運転をするので、その経験から最適なリアライト、反射材について考えてみます。
・ペダルの反射材
・スポークの反射材
以上の2つの反射材が優秀だと感じています。客観的なデータはなく、あくまで個人の感想です。
※反射ベストも有効そうだけど着てる人をあまり見たことないから割愛
後方へはペダルの反射材
ペダルの反射材は優秀です。夜間、車に乗っていて最も自転車の存在を認識しやすい。ママチャリにもついているオレンジのアレね。
・ペダルを漕ぐ動きがある
・自転車特有の動き方で自転車と判別できる
・自転車の幅や速度が予測しやすい
まず「動き」があるため目に止まりやすい。さらに「地面に近い場所で上下に動くオレンジの光」は自転車ならではです。つまり「自転車」として認識しやすく、大きさや速度、挙動が予測しやすい。
あくまで私の経験則ですが、ペダルの反射材がいちばん素早く「前方に自転車がいるぞ」と認識できます。「自転車のペダルにはオレンジの反射材が付いている」と昔から馴染みがあることも認識のしやすさに繋がっている気がしますね。
ただ目立つんじゃなく、「知っているからこそ自転車に気づきやすい」というか。「あの光は何だ?ガードレールの反射かオートバイか、それとも看板?あっ、自転車か」という脳の処理を省ける感じ。
横へはスポークの反射材
ペダルの反射材は後ろのドライバーにしか効果を発揮しません。横へのアピールはスポークに取り付ける反射材が有効だと感じています。やっぱりわかりやすいんですよね。
・動きがある
・自転車独自の動き方で自転車と判別できる
・自転車の幅や速度が予測しやすい
ペダルの反射材と同様の理由です。さらに自転車に乗り始めたチビのときから馴染みのある反射材なので、やはり「知っている」から自転車と認識しやすい気がします。
とにかく光量
当たり前の対策ですが、とにかく光量を増やすこと。
ペダル、スポーク、シートポスト、ベストなどたくさんのライトや反射材を装備して、自身が発光体になればなるほど視認性が高まります。
詳しくは後述しますが、小さな赤いライトが1個ついてても目立ちません。
小さな赤いリアライトには懐疑的
一方で小さな赤いリアライトの効果には懐疑的です。
車を運転していて「赤いリアライトはわかりやすいな」と感じたことはなく、むしろ「近づかないと全然わからん」と感じることのほうが多い。走る道、速度関係なくです。
ママチャリのペダルについてるオレンジの反射材のほうがよっぽどわかりやすい。
道路には信号機、車のテールランプなど赤色の光源がたくさんあります。自転車のリアライトより明るい車のヘッドライトやお店の明かりがそこら中にあります。そのなかにあの小さな赤いリアライトが1つ混じったところで、目立つ存在になれるとは思えません。
なんなら街灯が片側にしかなく交通量が少ない田舎道を走っていても、あの赤いライトが目立つと感じたことはありません。正確には赤い光は確認できるんですが、自転車と判別するのに時間がかかりました。
点灯していようが点滅してようが、そもそもとても小さなライトであることに変わりはないんですよね。私が見たのがたまたま性能が低いリアライトだった可能性もありますが。
雨天やトンネルなどヘッドライトを点けないドライバーがいる状況なら、自発的に光るライトは有効だと思います。ただ夜間に限って言えば、自分の自転車に優先的に赤いリアライトを付けようとは思いません。
そりゃライトや反射材を何も付けないより100倍効果はあると思いますが。
現在の運用
・ペダルの反射材
・シートポストに反射バンド
自転車を乗り換えたことと、夜間に走ることが少ないので、現在はこの程度です。
ただこの記事を書きながら、もう少し反射材を増やしたほうがいいかなーなんて考え始めました。
赤いリアライトは持ってますが、やっぱり効果的とは思えなくて付けてません。電池切れや故障などの問題が付きまとうのもめんどくさい。反射材と併用がいいんだろうけど、うーん。
スポークの反射材はそのうち買います。