梅雨真っ盛りってことでMTBのフロントに泥除けを付けました。「あったらいいけどなくてもいい泥除け」をただ付けるのは悔しかったので、ついでに積載機能を持たせました。ダウンチューブ下に積載機能を備えています。最初は泥除けだけ取り付けるつもりだったんですが、材料と自転車を眺めて「なんとか積載機能を付加できないだろうか」と考えてたら思いつきました。
それで何度か試してみたところ、オフロードを走っても脱落はないし、積載したままで輪行もできました。まだまだ荒い仕上がりですが、とりあえずどんなもんかってのを記事に残しておきます。
※使用、事故等は自己責任でお願いします。この記事はあくまで記録用みたいなものですので
完成図
MTBに取り付けるとこんな感じです。フロントフォークからダウンチューブまで泥除けが繋がっていて、結束バンドとゴム紐で挟み込むことで泥除け本体と荷物を保持しています。本当はフロントフォークの間に小さい泥除けだけを付けるつもりだったんですが、「長くしたらダウンチューブに荷物を積載できるんじゃないか?」と閃いてこうなりました。
容量はMTBの予備チューブが2つ入ったり、あるいは細長く畳んだモンベルのコンパクトリンコウバッグが入る程度。厚みや長さを調整すれば容量は増減させれますんで、細長いボトルも入るかもしれません(重さに耐えれるように丈夫な材料を使ったほうがいいだろうけど)。
以前は濡れた路面を走るとメガネに泥が付いたんですが、この泥除けを付けてからはメガネを綺麗なまま保てているので、泥除けの機能はそれなりにあるのかなと。ステムバッグ効果の可能性もありますが。
フロント泥除け&ダウンチューブ下積載装置の作り方
さて、作り方といっても簡単です。大まかな流れは、
1.プラダンを切って曲げる
2.ダクトテープを貼り穴を開け、結束バンドやゴム紐を通すループを作る
3.結束バンドやゴム紐で固定する
これだけです。ちなみにフォークでは一切固定しておらず、ダウンチューブでのみ固定してます。ハンドルを曲げると泥除けがフォークに挟まれてグシャッとなるんですが、そのまま使えてるので放置してます。なので固定方法や作り方はそれぞれアレンジしてください。あくまで私が取り付けた方法を書くだけなので。
必要なもの【500円ぐらいかな】
・プラダン(ホームセンターで入手)
・ダクトテープ
・結束バンド
・ゴム紐(ダイソー)
1.プラダンを切る
プラダンを切ります。長さは測らず現物合わせで切ったんですが、とりあえず「フロントフォーク〜ダウンチューブ+10cm」程度の長さになったかな。まあお好みで。フォークやペダルとの干渉も考えながら。
+10cmの部分にダクトテープを貼り折り曲げます。ここが受け皿となり、荷物が下にすっぽ抜けないようになります。ダクトテープは補強目的。
2.ダクトテープを貼ってループを付ける
ちょっとわかりにくい画像なんですが、泥除けが下にズレないように固定するためにダクトテープを貼ってピラピラを作り、そのピラピラに穴を開けました。プラダンに直接穴を開けりゃよかったんですが、荷物を出し入れするときに結束バンドと引っかかる気がしたので、あえてダクトテープでピラピラを作ってみました。本当はプラダンに穴を開けるのがめんどくさかったからだけど、失敗したら嫌だったし。
3.結束バンドとゴム紐で固定
あとは結束バンドとゴム紐で固定するだけです。いちばん上と下は結束バンドで、ほかはゴム紐を結んで固定しています。ダボ穴の突起なんかを活用しながら、泥除けがズレないように固定。
最初はすべて結束バンドや伸びないベルトを使って固定してましたが、荷物の出し入れがしにくかったんです。そこで一部をゴム紐に交換することで物の出し入れがしやすくなりました。ヘルメットのあご紐などで使って余ってた100均一のゴム紐を流用したので、今後はもっと丈夫で耐候性があるゴム紐に変えたいと思ってます。
自作泥除けまとめ
とまあ、こんな感じです。車体も違えば積載する荷物も違うでしょうから、この作り方を参考にする場合は自身のスタイルに合うようにアレンジしてくださいね。
山で担いだり、輪行でひっくり返しても落ちなかったので、けっこう気に入ってます。軽いし。ただ試作一号には変わりないので、これからブラッシュアップしていきたいところです。今のところ不満はないんですけどね。ゴム紐に変えたらかなり使いやすくなったので。見た目ぐらいかな。