【FUJI FEATHERカスタム】革サドル→セライタリアのFLITE1990 に交換した理由

セライタリアのフライト1990 FUJI FEATHER
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以前、FEATHERのサドルをセラサンマルコのリーガルに交換しました。

しかし、

・復活させたマディフォックスにリーガルが似合う
・軽さを武器にしたいFEATHERにリーガルはコンセプトが合わない

以上の理由からリーガルはマディフォックスへ移植し、FEATHERには新たにサドルを用意しました。それがセライタリアのFLITE1990です。

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サドル交換の動機

フェザーのサドルは純正品からリーガルに交換したばかりですが、またまた交換することにしました。処分予定だったMTBを復活させて、自転車の所持数が2台になったことがきっっかけです。

具体的な動機は以下の通り。

・MTBにリーガルが似合う
・2台持ちになったことでそれぞれのコンセプトを尖らせることが可能になった

1台に万能性を持たすと良くも悪くも中途半端になっていました。しかし2台持ちになったことでコンセプトを明確に打ち出すことができるようになり、フェザーは軽さを武器にする方向で定めました。

セラサンマルコのリーガルは375gと軽くはありません。そのためリーガルはMTBへ移植し、フェザーには新たに軽量サドルを取り付けることにしました。

軽量な革サドルがいい

セラサンマルコのリーガル

軽さはもちろんとして、素材は革がいい。

自転車を構成するパーツのなかでも、サドルはなんだか特別な気がします。だから使っていくごとに愛着が深まるような、長く使っていけるようなものがいい。またスポーティーな雰囲気にしたくないのもあって、革であれば程よく抜けた雰囲気になるんじゃないかと期待しています。

革サドルは特有のデメリットがありますが、サンマルコのリーガルを使って「イケる」手応えを得ていたので問題ありません。

ただいくら革であっても重くては意味がありません。重くていいならリーガルを付けます。軽さがコンセプトですから、軽量な革サドルを探したい。重い革サドルならいらない。

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3つの候補

fuji featherと山

最後まで迷ったサドルが以下の3種類。

・タイオガ スパイダー
・ブルックス B17
・セライタリア Flite1990

タイオガ スパイダー

いきなり革素材ではありませんが、やはりその軽さからスパイダーは無視できませんでした。リーガルを買うときも候補に挙がったサドルです。

気になるのは耐久性。その軽さは山岳サイクリングで強い武器となるでしょうが、レビューなど読んでいると長く使うサドルではないという印象を持ちました。使用や紫外線、衝撃で遠くない未来に割れてしまうのかなと。消耗品感が強いのが嫌です。

また尖ったデザインも主張が強く、方向性が違う。

ブルックス B17

今度は革だけど重いブルックスのB17。革サドルを買う上で絶対に無視できない存在でした。最後の最後まで迷ったサドルです。

革サドルというと、革を使ったサドルというよりも、革一枚張りのブルックス系のサドルというイメージがあります、私の中で。つまりリーガルや後述のフライトも、革サドルのイメージとは厳密には違う。

だからこそブルックスの革サドルはたまらない。見た目もそうですが、歴史に裏打ちされた「いいもの」感が魅力的でした。

ただいかんせん重い。375gのリーガルよりも重い。B17は500g台。

もしB17を買うならば、マディフォックスにB17、フェザーにリーガルにする案もあります。しかしフェザー×リーガルはコンセプト(軽さ)の不一致が気になり始めており、おそらくB17を買ったところでその感覚がなくなることはないでしょう。

加えてフェザーには130mmのステムを使用しているため、サドルにどっしりと座ることはありません。そのためB17の座り心地の良さは活かしきれないと思います。

セライタリア Flite1990

革でありながら230gと軽量です。

スパイダーより重く高価ですが、B17より軽く安価で、候補のなかで最もバランスが取れています。しかし3種類を比較すると軽さも革サドルらしさも中途半端です。これが購入に踏み切れないポイントでした。

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Flite 1990の決め手

セライタリアのflite 1990

フライトはバランスがよく最有力候補でしたが、中途半端でもあり決め手に欠けていました。しかしその他の要素を考えると、フライトにする決心がつきました。

・バックボーンとコンセプト
・フライトとフェザーのネーミング
・NJSとピスト

まず軽量サドルの元祖であるというバックボーンと、軽さを武器にしたいフェザーのコンセプトが合致しています。機能には関係ありませんが、こういうの好き。

そしてネーミング。Flite→フライト→Flightと脳内変換することで、フェザーとの相性が抜群になります。元々、コンコルドという旅客機をイメージしてデザインされたらしいので、単語を脳内変換せずともフェザーとの組み合わせはバッチリ。羽のような自転車で飛ぶように走る(担ぐ)、みたいな。

最後にNJS。フライトは競輪で使うことが認めれているサドル、いわゆるNJS認定パーツです。そしてフェザーはピストバイク。合わないわけがありません。

軽量な革サドルに加え、バックボーンやネーミングがあまりにも合致したため、フライト導入を決めました。

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ディテール

以下、画像をズラッと並べます。

セライタリアのflite 1990

セライタリアのflite 1990

セライタリアのflite 1990

セライタリアのflite 1990

セライタリアのflite 1990

セライタリアのflite 1990のNJSシール

セライタリアのフライト1990

重量

セライタリアのflite 1990の重量

重量231.8g(公称値230g)

公称値より重く出ましたが、誤差の範囲だと思います。

乗ってみた感想

FUJI FEATHERと峠

まだ数回のサイクリングをした程度ですが、ひとまず感想を書いてみます。

まず感じたのはお尻との馴染みの良さ。純正サドルやリーガルと比べても、いちばん気持ちがいい。初めてまたがった瞬間から感じたことです。

さらっと、もちっとしてる。

クッション性はリーガルより柔らかく、フェザー純正サドルより硬いです。

Fliteで最長60km乗りましたが、その程度ではお尻の痛みや不快感は全く出ませんでした。

座り心地や雰囲気など、総合的にかなり気に入りました。サドル沼にハマらずに済みそうです。

今でもかっこいいけど、革が削れるほど使い込めば最高にかっこいいサドルになるぞー。

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